ドバイ万博 | 宇宙について考える

こんにちは!
191カ国が参加をしているドバイ万博ですが、6ヶ月に渡って10個のテーマそれぞれにフォーカスした週を設けています。

テーマはそれぞれ

  1. 気候変動と生物多様性
  2. 宇宙
  3. 都市と地方の創生
  4. 耐性と包括性
  5. 知識と学び
  6. 旅行と接続性
  7. 世界の目指すゴール
  8. 健康とウェルネス
  9. 食と生活
  10. 水資源

となっており、前回の気候変動と生物多様性」に続いて、今回は2つ目のテーマである「宇宙」について、ご紹介させていただきます!

テーマ別それぞれのトピック

  • 宇宙がもたらしたもの:天体観測が過去と現在の文明にどのような影響を与えたのか。
  • 新しい地平線を描こう:最新の宇宙イノベーションは私たちの未来をどのように変えるのか。
  • 未知への大冒険:謎の多い宇宙に神秘について知ろう。

それでは早速行われたイベントなどについてご紹介していきます!

◆宇宙をテーマにした大規模なトークセッション

宇宙飛行士だけでなく、天文学者、宇宙科学者が集まって、最新の発見や掲げているミッションなどについて共有します。宇宙に全く詳しくない初心者でも楽しむことが出来たそうです。宇宙で経験したことを共有し、どうすれば地球上でより持続可能な生活を送れるようになるのかや、火星や月など、現在行われている宇宙探査プログラムについてのお話を伺うことが出来たそうです。

宇宙クエスト

観測可能な宇宙には1700億個以上のぎんががあり、そこには多くの星があると考えられています。ブラックホール、超新星、中性子星、星の保育園、パルサーなど、毎日多くの星を発見していますが、それでも「暗黒物質・ダークマター」とは何かなど、大きな謎が残っています。
宇宙に関する専門家と一緒に、地球を離れて太陽系を見学し、宇宙の端っこに向かいます。その中で太陽系、遠方の銀河、暗黒物質やブラックホール、そして宇宙がどのように作られたのか、などについて話し合いました。

地球外での生活

火星や月に住む、移住するという話を最近よく耳にするような気がします。これは今後10年以内に可能になるのではないか、と大胆な主張をする人もいます。このトークセッションでは、それを実際に計画しているMars CityDesignのCEOであるVeraMulyani氏からお話を聞くことも出来たそう。

宇宙飛行士へ質問
参加者は直接宇宙飛行士から、彼らが宇宙で何をしているのか、なるためにどのような過程だったか、ミッションなどを質問することが出来、最後には何と一緒に写真を撮ることも可能だったそうです!

宇宙開発で恩恵を受けたテクノロジー
宇宙探査を進めたことで、進歩した技術がたくさんあるのですが、みなさんはいくつご存知でしょうか?
例えば、天気予報、google map、GPSなどの位置情報に関わるものはパッと思いつくかもしれませんが、実は農業、ゲーム、船舶、トラックの運転、飛行機なども宇宙で収集された情報を使用しているんです。

知らないうちに宇宙テクノロジーの恩恵を受けている私たちですが、未来を想像する上で今後どのようなものがあるのか、というお話を聞くことが出来たそうです。

個人的に参加したかったのは、宇宙飛行士の野口聡一さんが話されたトピックです。宇宙環境はエネルギー、水、食糧など全ての材料がとても限られていますが、宇宙飛行士を支えるために最新の技術が使われています。それを地球上でも応用して、どうすればより持続可能な生活を送ることができるのかについてお話しされたそうです。

◆パネルディスカッション

私たち人類が宇宙・天文学に関心を持ったのは古代大昔に遡ります。そして2021年現在も宇宙探査、そして宇宙旅行の可能性は人々を魅了し、インスピレーション、大きな野心、そして希望の源となっています。

このディスカッションでは、宇宙飛行士との対話を通じて、教育・勤勉さ・粘り強さをという方向性から、どのように希望を抱き、目標達成のためのインスピレーションを得てきたのか、について話し合いました。こちらにも、野口さんが参加されていたそうです。

◆planet B

Kepler-1649cという系外惑星をご存知でしょうか?2020年4月にNASAが発見した地球ととてもよく似た惑星です。住める環境にはまだまだ程遠いかもしれませんが、もし地球と似た惑星に住み、ゼロから始める機会があったとしたら、人々が健康に、そして反映していくために、あなたは今の生活の何を変えますか?

題目が3つほどあるのでご紹介します。

  • planet Bに住む住民に選ばれました。地球で犯した過ちで、改善または避けようと思うものは何?
  • 全員で協調し、繁栄するための責任者になりました。
    どのようなエンゲージメントやルールを作成しますか?そしてそれは今とどのように違うでしょうか?
  • 今考えてもらった質問に対する答えたちのうち、
    まだ、地球でplanet Aを健康で幸せな場所にするために反映させることの出来るものたちは何でしょうかー?

◆アラビア地域女性の宇宙先駆者たち

星の名前の3分の2がアラビア語に由来していることをご存知でしょうか?(星座はラテン語由来のものが多いそうですが、それらを構成する星々の名前)それくらいアラビア地域は星や天文学ととても密接な関係がある地域です。

このイベントは女性を祝うパビリオンで開催されており、イスラム世界で過去、そして現在活躍している女性天文学者や研究者について紹介をしています。アラブ首長国連邦はアラブ地域でのロールモデルになりつつあり、火星ミッションの34%、科学チームの80%は女性が占めています。また宇宙機関を引っ張るのは、先端技術大臣でもあるSarah Al Amiri氏です。

◆火星探査について

火星探査、または火星ミッションは最近勢いを増しています。アラブ首長国連邦も2021年2月に火星探査機HOPEを火星の軌道への送り込むことに成功しました。

何世紀もの間、火星は探検家、科学者、多くの人にとってのインスピレーションの源でした。最近の研究で、地球と似ている要素があることや、生命が存在したのではないかという可能性が出てきています。この事実はより多くの国や人がこのミッションに参加することを促しています。

このイベントでは以下のようなトピックで話し合われました。

  • なぜ火星探査はこれほど重要なのか。
  • 火星炭素を進める上で、何を優先するべきなのか。
  • 宇宙開発が加速していますが、競争なのか、それともコラボレーションの新時代なのか。
  • 私たちの時代で、火星に住む人間を見ることはできるのか。

ざっと書かせていただきましたが、以上が2つ目のテーマ「宇宙」についてのイベント紹介でした!

火星含めて「宇宙」というテーマは今も昔も多く人を魅了し、私たちに想像力や刺激を与えてくれています。

また、宇宙テクノロジーは2030年の国際目標であるSDGsを達成する上で中心となってくる技術の1つであると説明されていました。17の目標すべての達成に向けて、進捗状況の監視・評価するためのデータや情報を収集してサービス提供に貢献すると考えられています。

私個人の印象では、宇宙開発は各国が技術を競い合っているという印象でしたが、宇宙空間は全員に共有された資源の一つであり、この領域を平和的に、そして公平に管理するためには宇宙飛行国間の協調した国際協力が必要だと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございます!

次回は3つ目のテーマである「都市と地方の創生」です。
日本にもとても関係のありそうなトピックなのでぜひご覧ください

 

<参考>
https://www.expo2020dubai.com/en
https://www.expo2020dubai.com/en/experiences/theme-weeks
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11847_hope

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