ドバイ万博 | ドイツとスペイン企業の事例紹介

この記事は、ドバイ万博で企業がどのように関わっているのかについてです。

日本でも4年後に大阪万博を控えていますが、今回のドバイ万博に参加している企業は、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。

今回はヨーロッパのドイツとスペインそれぞれのパビリオンに焦点を当てて、その事例を紹介していきたいと思います!

ドバイ万博には3つのサブテーマ

(1) Mobility(可動性)
(2) Opportunity(機会創出)
(3) Sustainability(持続可能性)

がありますが、どの国のパビリオンもどれかのテーマに沿っています。

ドイツ、スペインどちらのパビリオンも
(3) Sustainability(持続可能性)に当てはまります。

ドイツパビリオン(CAMPUS GERMANY)

ドイツパビリオン(CAMPUS GERMANY)では、サステナビリティに関する創意工夫溢れるアイディアや、イノベーションなどを通じて訪問する人々に刺激を与えてくれます。

キャンパスという名前がついている通り、このパビリオンの中は大きく3つのカリキュラム

①Darkened Energy Lab
②Future City Lab
③Biodiversity Lab

に分かれています。

①Darkened Energy Labでは、未来のエネルギーの供給について。
②Future City Labでは、どうすれば持続可能な都市設計が出来るのかについて。
③Biodiversity Labの生物多様性ラボでは、自然の美しさと、その脆弱性について。

それぞれに焦点を当てています。

ティッセンクルップ エレベーター社の事例

②Future City Labでは、thyssenkrupp Elevator(ティッセンクルップ エレベーター社)
https://www.tkelevator.com/global-en/

が新しく開発したMULTIというエレベーターが設置されています。

このエレベーターは、それぞれリニアモーターで動きます。それはつまり、ロープを使用せず、複数が同時に垂直方向と水平方向に移動することが出来るということです。

この技術により、ロープを使用していた時よりも占有するスペースが25%削減することが出来るようになりました。

また、待ち時間も大幅に削減され、乗せることの出来る人数の上限も今までの倍になりました。おそらく300メートル以上の高層ビルで使用されることが期待されています。

3つ全てのカリキュラムを体験した後は、卒業セレモニーを行います。セレモニーを行うホールにはいくつかのブランコがあり、全員で一緒に漕ぐことがゴールになります。

最初はタイミングが合わず、バラバラかもしれませんが、小さな行動でも全員で一緒に行えば、目標を達成することができるのだというメッセージを受け取ることが出来るでしょう。

Culture Lab | VOSS+FISCHER社の事例

ドイツは上記の3つのカリキュラムと連動している、Culture Labという別の展示場があります。

ここは主にイベントをデザインするVOSS+FISCHERというドイツの会社が行っており、大学機関や美術学校、その他全ての文化的な機関と協力をし、若い世代の育成に取り組んでいます。

ここでは、主にダンスやゲーム、科学やスポーツ、音楽などが取り上げられます。

音楽コーナーでは、有名なミュージシャンはもちろん、まだ活動を始めたばかりのアーティストが演奏を行い、ダンスコーナーでは学生は訪問した人に簡単なステップを教えて一緒に踊ったり、ゲームコーナーではスポーツはもちろん、クイズや、e-スポーツなども使用します。

スペインパビリオン

スペインパビリオンでは、スペインという国の個性、観光地としての魅力、投資家に対する魅力の発信、ドバイ万博のテーマに沿った持続可能な取り組みなどを紹介しています。

パビリオンそれ自体がとても創造性に溢れており、また科学、最新技術、教育、芸術に関して様々なことを共有しているので、訪問した人々に驚きを感じてもらうことが出来ます。

次に、スペインパビリオンのパートナー企業はどのように関わっているのか。簡単に4社の事例を紹介させていただきます!

TSO社の事例

https://www.tso.solar/
太陽光発電を専門とする会社で、UAEの中でもすでに多くのシェアを占めています。今回パートナー企業として、パビリオンにはTSOで発電されたエネルギーが供給されることになっています。

Iberchem社の事例

https://iberchem.com/our-company/
フレグランス作成をしている会社です。香水はもちろん、パーソナルケア、ホームケア、芳香剤などを製造しており、パビリオンの中の香りを担当しています。訪問した人たちに、体験だけでなく、香りによってさらに印象付けようという狙いです。

Threes Efficency社の事例

https://www.threesefficiency.com/en/
エネルギー分野において、高度なエンジニアリング技術のある会社です。この高度な技術によって建物がまるで生きているかのように、パビリオン内を自ら快適な状態に設定します。万博開催中はリアルタイムでそれらを可視化して見ることができ、持続可能であることを証明します。

Barceló Hotel Group社の事例

https://www.barcelo.com/es-es/
UAEの中で最大級のホテルグループであり、国の広報担当者はバルセログループと万博開催中、スペインからの訪問者はこのホテルに滞在できる契約を締結しました。5つの施設で、合計1,624室あり、全て4つ星と5つ星のラグジュアリーホテルです。


以上、ドイツパビリオンとスペインパビリオンを紹介させていただきました。

いかがでしたでしょうか?

企業が中心になるだけでなく、教育機関や様々文化的な要素を取り入れて、新しい視点を生み出し、そして持続可能性を追求しながら、若い世代へバトンを渡すことも考えているドイツパビリオン。

スペインパビリオンも、サステナブルというキーワードに沿って太陽光発電を取り入れていたり、香りを取り入れるといった遊び心も感じられてどちらのパビリオンもとても行ってたいなと感じました。

次回もまた企業の取り組み事例について紹介させていただきます!

 

<参考>

https://www.expo2020dubai.com/en

https://www.expo2020germany.de/en/

https://www.expospain2020.com/

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